# ペーストキーボードとは？

> ペーストキーボードは、保存したテキストをワンタップで挿入し、使っているAppを離れずに再利用コンテンツへすぐアクセスできます。

**ペーストキーボード**は、文字キーではなく保存済みコンテンツを中心にした、iPhoneまたはiPad向けのカスタムキーボードです。住所、定型返信、署名など、繰り返し使う項目を、使っているAppを離れずにキーボード切り替えから取り出せます。

プレーンテキストなら、1回タップするだけでカーソル位置に保存したテキストが入ります。画像はiOSキーボードの制限により動作が異なります。KeyPasteは画像をクリップボードにコピーし、送り先のAppでペーストします。リッチテキストをタップするとプレーンテキスト版が挿入されます。フルアクセスがオンのときは、長押しメニューから書式付きの版をコピーできます。

## コピー＆ペーストとの違い

通常のコピー＆ペーストは一時的です。次にコピーすると、いまのクリップボード内容は置き換わります。ペーストキーボードは、意図して保存した素材の永続的な**ライブラリ**を持ちます。ライブラリを整理し、数日後に戻って同じ返信を、メッセージ、メール、ブラウザ、カスタムキーボードを受け付けるほかのAppで使い回せます。

テキスト展開のショートカットとも違います。テキスト展開は入力した略語を置き換えます。ペーストキーボードは一覧を見てスニペットを選べるので、略語を覚えていないときや、似た返信が多いときに便利です。

## ペーストキーボードのしくみ

1. メインAppでスニペットを保存し、整理します。
2. カスタムキーボードを使える入力欄で、地球儀（🌐）キーからペーストキーボードに切り替えます。
3. ライブラリ、タグ、フォルダで絞り込み、テキストスニペットをタップして挿入します。
4. 画像はKeyPasteからコピーし、送り先のAppでペーストします。リッチテキストはタップでプレーンテキスト版を挿入するか、長押しメニューから書式付きの版をコピーします。

KeyPasteでは、閲覧とプレーンテキストの挿入は「フルアクセスを許可」なしでも使えます。[フルアクセスが実際にすること](/ja/guides/what-does-allow-full-access-do/)をご覧ください。

## 向いている人

同じ内容を何度も入力する人に向いています。

- カスタマーサポート担当は、承認済みの返信をトピック別にまとめておけます。
- 販売担当は、配送、在庫、フォローアップのメッセージを再利用できます。
- フリーランスは、提案文、支払い情報、日程調整リンクを手元に置けます。
- 個人は、住所、メール署名、よく共有する手順を保存できます。

## できないこと

カスタムキーボードは、iOSが許可する入力欄にしか表示されません。パスワード欄などのセキュアな入力欄ではシステムキーボードに切り替わることがあり、個々のAppがカスタムキーボードを制限することもあります。ペーストキーボードは、送り先Appがその種類のコンテンツに対応していない場合、それを迂回することはできません。

## 関連

- [iPhoneにカスタムキーボードを追加する](/ja/guides/how-to-add-custom-keyboard-iphone/)
- [スニペットやスクリーンショットの一部だけをコピーする](/ja/guides/select-text-to-copy/)
- [テキスト展開とクリップボード管理、どちらが必要？](/ja/guides/text-expander-vs-clipboard-manager/)